2体の十字軍騎士の比較と緑の頂点とヴァラクートのお話
2011年1月18日 TCG全般 コメント (2)もういくつ寝るとプレリってことでいくつか新しいカードを考察してみた。
(基本はスタンダード中心で考察)
ミランの十字軍 1WW
~人間・騎士~
2/2
・二段攻撃
・プロテクション(緑)
・プロテクション(黒)
◎利点
・ブレイド、燻し、見え損ないに耐性あり。
・タフネス4までと相打てる。
・二段攻撃持ちなので、ダメージを与えると誘発する効果が2倍に
・タルモ、聖遺、ナカティル等が止まる(レガシー)
・プロテクションの回避能力からクロックが刻みやすい。
・騎士のロードが同色にいるのでその恩恵を受けやすい。
×欠点
・稲妻や紅蓮地獄等火力で落ちる。
・ソープロ系でも落ちる(レガシー)
・2/3以上のクリーチャーと相打ちになってしまう。
ファイレクシアの十字軍 1BB
~ゾンビ・騎士~
2/2
・先制攻撃
・感染
・プロテクション(白)
・プロテクション(赤)
◎利点
・単体除去がほぼ利かない。(効果的な除去は燻しor見え損ないor生贄系程度)
・先制攻撃のない3/4までには有利。
・紅蓮地獄、炎渦竜巻で死なない(スタン・レガシー)
・聖遺、ナカティル、クァーサル、ゴブリン系が止まる。(レガシー)
・単体除去がほぼ利かないことから巨大化系やオーラなどを打つリスクが発生しにくい。
×欠点
・4/5以上のタルモを止められない。(レガシー)
・感染なのでクロックとしては中途半端
とりあえず利点と欠点をあげてみたがこんなもんだろうか?
簡単にまとめるなら、
ミランの十字軍は稲妻などで落ちる要素はあるものの、そこそこの回避持ちなのでどんなデッキでも安定して対戦相手にクロックを刻めるクリーチャーであること。
ファイレクシアの十字軍は感染持ちなので対戦相手へのプレッシャーがぶれる事が心配されるが、対クリーチャーに関して、すばらしい性能を持つクリーチャー戦のエキスパートであること。
ちなみに、2体に共通している点として全除去は防げないので、
スタンでは《弱者の消耗》《審判の日》で落ちること、
レガシーでは色々あるだろうがやはりディードと爆薬で落ちるので
どちらも過信は禁物。
さらにスタンでは墓地に落ちると2点飛ばせるマイアがいたり、2マナ0/6の壁がいたりと、のびのびと活躍するには微妙に目の上のたんこぶ的存在がちらほらしている感じ。
自分的には今のメタ的に火力が効かないファイレクシア側のほうが頭一つ抜けているような気がする。
まぁどちらのクリーチャーも同じスロットを競い合うものではないので、横のつながりがしっかりすればメタ次第でサイドボードからでなくとも、メインからでも戦っていけるような気がする。
ここからは、DNとかで話題になっている《緑の太陽の頂点》
XGのコストでコストがX以下の緑のクリーチャーを場に出せるとかめっちゃ便利。
レガシーでは
追加のタルモor聖遺として、ガドックor賛美猫のバレット戦略として活躍するはず。
ではスタンのヴァラクートには入るのだろうか??
まず、頂点を入れることによるタイタンの擬似的水増しが評価できるか考えてみる。
どうメタが転んでも、ヴァラクートの至上命題はとにかくスピードと行動回数を増やすことだと思うのだが、最近のメタは青黒、青白が多く、それらのデッキに入っているカウンターやハンデスなどがスピードと行動回数を減らしてくる。
また吸血鬼などの赤が入るデッキには反逆の印等コントロール奪取系のスペルが対策として入れられている。
そんな中で、不確定だがエンド前や相手の攻撃指定後に唱えることで、擬似的に2ターン連続で行動できることや、印などを避けてブロッカー件フィニッシャーを場に出せる召喚の罠を切り、確実性はあるが、ソーサリーで1マナ多くかかる頂点を入れるべきだろうか?
それらを考えると自分は罠のほうがヴァラクートにはあっている気がする。
ここで視点を変えて、頂点のシルバーバレット能力が評価できるか考えてみる。
ヴァラクートがバレットできるようになると土地を持ってこれるクリーチャー(エルフとかオンドゥの巨人とか)を1枚くらい指せるようになるだろうか。
最近はコブラと巫女による微妙に不安定な供給にテンポ上頼ることが多いが、
頂点経由でも土地が持ってこれるようになるとより安定性は高まる。
もちろん上記のコブラや、酸のスライム、ベイロスなどを持ってきてもいい。
その際ヴァラクートの生命線であるランパン系のスペルをたくさん抜かずとも各1、2枚程度+頂点2~3枚を入れることで擬似的にサイドボードの種類と数を増やすことができる。
まぁ要するに、サイド後などで相手のデッキへのメタの為に歪ませなければならない部分を最小限の枚数で留められ、安定性を損ないにくい。
これは確かに評価できるかもしれない。
しかしスピードを殺してまで絶対に入れたいというわけでもない。
なんともヴァラクートに入れるには中途半端なカードな気もする。
ただ、クリーチャーの種類を散らして受けを広く取れることは、包囲戦が出てからのカオスなメタ内容には微妙にマッチしているとも言えなくはないので自分的には色々とチャレンジしてみる感じで1~2枚程度指してみようかなと思う。
まぁ・・・包囲戦が出てから感染デッキにヴァラクートがフルボッコにされてなければ、なんですけどねwww
(基本はスタンダード中心で考察)
ミランの十字軍 1WW
~人間・騎士~
2/2
・二段攻撃
・プロテクション(緑)
・プロテクション(黒)
◎利点
・ブレイド、燻し、見え損ないに耐性あり。
・タフネス4までと相打てる。
・二段攻撃持ちなので、ダメージを与えると誘発する効果が2倍に
・タルモ、聖遺、ナカティル等が止まる(レガシー)
・プロテクションの回避能力からクロックが刻みやすい。
・騎士のロードが同色にいるのでその恩恵を受けやすい。
×欠点
・稲妻や紅蓮地獄等火力で落ちる。
・ソープロ系でも落ちる(レガシー)
・2/3以上のクリーチャーと相打ちになってしまう。
ファイレクシアの十字軍 1BB
~ゾンビ・騎士~
2/2
・先制攻撃
・感染
・プロテクション(白)
・プロテクション(赤)
◎利点
・単体除去がほぼ利かない。(効果的な除去は燻しor見え損ないor生贄系程度)
・先制攻撃のない3/4までには有利。
・紅蓮地獄、炎渦竜巻で死なない(スタン・レガシー)
・聖遺、ナカティル、クァーサル、ゴブリン系が止まる。(レガシー)
・単体除去がほぼ利かないことから巨大化系やオーラなどを打つリスクが発生しにくい。
×欠点
・4/5以上のタルモを止められない。(レガシー)
・感染なのでクロックとしては中途半端
とりあえず利点と欠点をあげてみたがこんなもんだろうか?
簡単にまとめるなら、
ミランの十字軍は稲妻などで落ちる要素はあるものの、そこそこの回避持ちなのでどんなデッキでも安定して対戦相手にクロックを刻めるクリーチャーであること。
ファイレクシアの十字軍は感染持ちなので対戦相手へのプレッシャーがぶれる事が心配されるが、対クリーチャーに関して、すばらしい性能を持つクリーチャー戦のエキスパートであること。
ちなみに、2体に共通している点として全除去は防げないので、
スタンでは《弱者の消耗》《審判の日》で落ちること、
レガシーでは色々あるだろうがやはりディードと爆薬で落ちるので
どちらも過信は禁物。
さらにスタンでは墓地に落ちると2点飛ばせるマイアがいたり、2マナ0/6の壁がいたりと、のびのびと活躍するには微妙に目の上のたんこぶ的存在がちらほらしている感じ。
自分的には今のメタ的に火力が効かないファイレクシア側のほうが頭一つ抜けているような気がする。
まぁどちらのクリーチャーも同じスロットを競い合うものではないので、横のつながりがしっかりすればメタ次第でサイドボードからでなくとも、メインからでも戦っていけるような気がする。
ここからは、DNとかで話題になっている《緑の太陽の頂点》
XGのコストでコストがX以下の緑のクリーチャーを場に出せるとかめっちゃ便利。
レガシーでは
追加のタルモor聖遺として、ガドックor賛美猫のバレット戦略として活躍するはず。
ではスタンのヴァラクートには入るのだろうか??
まず、頂点を入れることによるタイタンの擬似的水増しが評価できるか考えてみる。
どうメタが転んでも、ヴァラクートの至上命題はとにかくスピードと行動回数を増やすことだと思うのだが、最近のメタは青黒、青白が多く、それらのデッキに入っているカウンターやハンデスなどがスピードと行動回数を減らしてくる。
また吸血鬼などの赤が入るデッキには反逆の印等コントロール奪取系のスペルが対策として入れられている。
そんな中で、不確定だがエンド前や相手の攻撃指定後に唱えることで、擬似的に2ターン連続で行動できることや、印などを避けてブロッカー件フィニッシャーを場に出せる召喚の罠を切り、確実性はあるが、ソーサリーで1マナ多くかかる頂点を入れるべきだろうか?
それらを考えると自分は罠のほうがヴァラクートにはあっている気がする。
ここで視点を変えて、頂点のシルバーバレット能力が評価できるか考えてみる。
ヴァラクートがバレットできるようになると土地を持ってこれるクリーチャー(エルフとかオンドゥの巨人とか)を1枚くらい指せるようになるだろうか。
最近はコブラと巫女による微妙に不安定な供給にテンポ上頼ることが多いが、
頂点経由でも土地が持ってこれるようになるとより安定性は高まる。
もちろん上記のコブラや、酸のスライム、ベイロスなどを持ってきてもいい。
その際ヴァラクートの生命線であるランパン系のスペルをたくさん抜かずとも各1、2枚程度+頂点2~3枚を入れることで擬似的にサイドボードの種類と数を増やすことができる。
まぁ要するに、サイド後などで相手のデッキへのメタの為に歪ませなければならない部分を最小限の枚数で留められ、安定性を損ないにくい。
これは確かに評価できるかもしれない。
しかしスピードを殺してまで絶対に入れたいというわけでもない。
なんともヴァラクートに入れるには中途半端なカードな気もする。
ただ、クリーチャーの種類を散らして受けを広く取れることは、包囲戦が出てからのカオスなメタ内容には微妙にマッチしているとも言えなくはないので自分的には色々とチャレンジしてみる感じで1~2枚程度指してみようかなと思う。
まぁ・・・包囲戦が出てから感染デッキにヴァラクートがフルボッコにされてなければ、なんですけどねwww
コメント
《召喚の調べ/Chord of Calling(RAV)》がかわいそうです。まぁインスタントであることと召集持ってるって点は大きく違うんだけどさ。
デッキ自体は劇的には変わらないだろうけど、確実にポテンシャルは上がるんだろうなぁ。